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2007年5月17日

北千住散歩[見どころ]橋戸稲荷神社と伊豆長八の鏝(こて)絵

千住大橋に程近い千住 橋戸稲荷神社に参拝してきました。ここに名工として名高い、伊豆長八の貴重な漆喰鏝(こて)絵が残されています。

橋戸稲荷神社

橋戸稲荷神社入り口に設置された案内板によると、橋戸稲荷神社は1490年(延徳2年)の創建で、もとは千住河原町の景勝地に本殿のみ設置されていたと伝わっているそうです。

江戸時代に千住は宿場町となり、更に千住大橋がかけられ、ますます人の往来がにぎやかになってくると、街道を通る旅人や河川の小揚げをする人の信仰を集めるようになりました。
橋戸稲荷神社の本殿現在のご本殿は、珍しい土蔵造りになっており、その両開きの扉には伊豆長八によって夫婦の狐の漆喰鏝(こて)絵が描かれています。

日ごろ本物を拝見することはできませんが、1998年(平成10年)に地元の有志の皆さんによる修復作業が行われ、その際レプリカが作られました。現在、そのレプリカが拝殿前に飾られており、ガラス越しに見ることができます。
伊豆長八の40代半ばの作品だそうですから、残っている物の中でも素晴らしいできなのではないでしょうか。貴重なものが見られるのは、ありがたいですね。

なお本物の公開は、9月中旬の祭礼時に行われています。

橋戸稲荷神社の雄狐。伊豆長八の鏝(こて)絵による作品向かって右扉には、雄の狐が描かれています。
威風堂々とし眼光するどいこの雄狐、妻と子を守る眼なのでしょうか。
それとも見る者へ、何か伝えようとしているのでしょうか。

橋戸稲荷神社の雌狐(母狐)と子供。伊豆長八の鏝(こて)絵による作品そして左扉のは雌の狐と、かわいらしい子狐2匹がいます。
驚くほど優しいまなざしで子狐を見つめ、また1匹の子狐は愛らしいまなざしで母狐を見上げています。
先の雄狐のきりっとした表情とは全く違い、見比べると面白いです。

千住橋戸稲荷神社全景伊豆長八の作品は、長八の故郷である伊豆や江戸にたくさん残されていたものの、関東大震災や太平洋戦争などで、ずい分と失われました。

以前ご紹介したときは、お正月ということもあり神社を囲む木々も落葉していましたが、(橋戸稲荷神社を訪れる:北千住再発見! きたせんじゅ・Blog / 2005年1月3日)、季節柄緑が美しく茂り、お正月とはまた違った清々しさでした。
足立市場奥の細道 矢立初の碑、すぐ裏にある石洞美術館とあわせて、お散歩に訪れるのも良さそうです。

橋戸稲荷神社(伊豆長八の鏝絵)

住所
東京都足立区千住橋戸25 【地図
アクセス
北千住駅西口徒歩15~20分、京成線千住大橋駅徒歩5分。
大橋公園より、歩いてすぐ

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投稿者 ayumi|2007年5月17日 09:00

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